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[BOOKデータベースより]
第1編 宗祖伝の流布と土着(寺宝「三枚の蛇鱗」をめぐる縁起と民談―洞門禅僧そして親鸞・蓮如;法然上人・鬼骨寺縁起;道元禅師と稲荷神;近世高僧伝の虚と実)
[日販商品データベースより]第2編 近世浄土僧の民衆教化(浄土宗と現世利益―教義と唱導のあいだ;幡随意上人と龍女―説教の現場より;『幡随意上人諸国行化伝』の文芸性;九品仏・珂碩上人―幽霊済度の霊験と開帳・講会;子育て呑竜尊―増殖する利益脱話;呑龍信仰のゆくえ―明治・大正から昭和期へ)
第3編 民談化する高僧伝(水精の遺鱗―略縁起をてがかりとして;鱗の生えた血族たち―禅林の縁起伝承と都市文芸;蛇婦が御堂にやって来る―近世真宗と大蛇済度の口碑;関東二十四輩の親鸞伝説―花見岡の水辺にて;熊谷稲荷をめぐる唱導と文芸;小宰相の局伝承と江戸の法然伝)
近世は「高僧」をめぐる世俗の情報が最も裾野を広げた時代であった。本書では、高僧伝説の虚・実を弁別し、唱導と文芸のせめぎ合いの歴史にメスを入れることで、近世期に展開した高僧伝説の正体を明らかにする。