西田幾多郎ー歴史の論理学

再発見日本の哲学　

講談社
荒谷大輔　

• 価格: 1,430円（本体1,300円＋税）
• 発行年月: 2008年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784062787543

内容情報

[BOOKデータベースより]

西田は西田ではないことで西田である？絶対矛盾的自己同一とは、どんな理論なのか？

第１章　絶対矛盾的自己同一という「謎」（歴史の形成作用と種の論理；絶対矛盾的自己同一の直観；西田の論理と形而上学）
第２章　うそつきの論理学（うそつきと矛盾；言語階層の分化とその重なり；真理の判定）
第３章　コミュニケーションの真理（意味と真理；対話の「愛」とその意味；「謎」の解釈）
第４章　「欺く神」の論理学（真理の根拠としての「絶対無」；「欺く神」の真理；「うそつき」の真実）
第５章　歴史の論理学（行為的直観の論理；事実としての宗教；「近代の超克」の他者）

[日販商品データベースより]

西田は西田ではないことで西田である。「絶対矛盾的自己同一」とは、一体、どのような論理なのか。西田のテキストだけでなく、あえて現代哲学と対照しながら、その独自の論理構造を明らかにする。