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[BOOKデータベースより]
中国で盛んにおこなわれる「コオロギの相撲」を見ながら、井岡山における毛沢東の革命を思い浮かべた著者。それは、正面きっての戦闘を避けた「ぐるぐるまわり」の戦術だった。さらに、「コオロギの相撲」は、『阿Q正伝』(魯迅)の決闘シーンにもつながるという。周囲にやじ馬が群がり、見せ物となっているからだ。革命を夢みる中国人の本質とは何か。魯迅や秋瑾は大衆に何を見たのか。中国研究の泰斗が、「コオロギ」を手がかりに、禹域(中国)の思想、歴史、人間模様を読みといた随想録。
序 中国における革命
[日販商品データベースより]第1話 コオロギの話
第2話 阿Qと小D・「復讐」の詩
第3話 短刀の話
第4話 秋雨秋風 人を愁殺す
第5話 家系、軍閥、そして“見る”こと
第6話 ふたたびコオロギの話・山東省のこと
魯迅が「阿Q正伝」で描いた大衆心理とは。女性革命家・秋瑾のクーデターはなぜ失敗したか。中国研究の泰斗が、中国で盛んな「コオロギの相撲」を手がかりに、近代中国の革命と大衆の本質を読み解く。