- かっぱのいちもんせん
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- 価格
- 495円(本体450円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784774312484
[BOOKデータベースより]
島根県で語りつがれてきた「東岸の爺と西岸の爺」をもとに再話しました。
[日販商品データベースより]昔話絵本の決定版。島根県で語り継がれてきた昔話をもとに再話。正直者だが貧乏だった東の家のおじいさんは、ある夜、夢の中でりゅうぐうさまから、かっぱの一文銭を授かり…。
このシリーズ、全巻読んでいないような気がします
で、何度読んでもいいので
と、これは・・・読んだかな???
と、気になって図書館から借りてきました
ちょうど、先日
紙芝居「うろこだま」を見たばっかりで
似ている!!
でも、この作品では、川を挟んで
東側の正直じいさんばあさん
と
西側の欲張り爺さんばあさんの設定
竜宮様が現れ
「かっぱのいちもんせん」を授かります
なぜ“かっぱ”???
川の神様?
竜神ではなく、竜宮???
と、、「?」がいっぱい(笑
すぐに疑問に思ってしまいます
ねこの活躍がすごい(笑
リアルな絵がまた、迫力があります
川に沈んだいちもんせんを取るのに
力関係の図式のような
「取ってこい、そうしたら、命は助けてやる」
という繰り返しも
知恵なのか、力関係を皮肉っているのか
取り返した後は
平和そうなねこの表情にも
感心してしまいます
「それでぽっちり」・・・お話の最後の言葉もかわいらしい
付録もなかなか興味深い内容です
一読をお薦めです(しいら☆さん 50代・宮城県 )
【情報提供・絵本ナビ】