- 国家論
-
日本社会をどう強化するか
NHKブックス 1100
- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140911006
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[BOOKデータベースより]
国家とどう付き合っていくべきか。9・11以降に顕著になった、国家の暴走にどう対抗するか。聖書からマルクス、宇野弘蔵から柄谷行人まで、古今東西の知を援用し、官僚の論理の本質や、国家が社会へ介入する様相を鋭く読み解く。市場原理主義がもたらした格差社会を是正し、社会の連帯を高めることで、国家に対峙する術を説く。著者のインテリジェンス(特殊情報活動)の経験と類い希なる思索から生まれた実践的国家論。
第1章 社会―『資本論』で読み解く「日本社会の構造」(マルクスの二つの魂;価値形態論と国家論;国家登場―原理論から段階論へ)
[日販商品データベースより]第2章 社会への介入―「宇野経済学」で読み解く「社会のスキマ」(日本資本主義論争;貨幣が鋳貨に変わるとき;国家介入の四つの契機)
第3章 国家―「民族」で読み解く「ナショナリズムの本質」(スターリンの民族定義;暴力独占機関としての国家;ナショナリズムとは何か;国家と社会の起源はどこにあるのか;ファシズムとボナパルティズム)
第4章 国家と神―『聖書』で読み解く「国家との付き合いかた」(国家とは距離を置け!―バルトの革命観;国家という偶像;歴史は複数の真実をもつ)
終章 社会を強化する―「不可能の可能性」に挑め!(良心は心の外にある;結語―「究極以前のもの」を通して「究極的なもの」に至る)
国家の暴走にどう対抗するか。聖書から柄谷行人まで、古今東西の知をベースに、大いなるテーマに挑む。著者のインテリジェンスの経験と類い希なる思索から生まれた、すべての日本人に向けた実践的国家論。