- 文章読本さん江
-
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480424037
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 心を軽やかにする小林一茶名句百選
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年06月発売】
- 出世と恋愛 近代文学で読む男と女
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2023年06月発売】
- 清少納言
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2011年05月発売】
- 万葉秀歌 下巻
-
価格:1,012円(本体920円+税)
【1983年10月発売】
- 万葉秀歌 上巻 改版
-
価格:990円(本体900円+税)
【1993年01月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
読まれるための文章を作るということは気が重くなるもので、それではと、文章の書きかたを指南する本を読むとこれまた気が重くなる。この本はそんな文章読本を多面からとらえて、茶化して、作文の話にまで切り込み、読み終わる頃には変な重圧から解き放たれる、かもしれない。(Hyoi/男性/30代)
[BOOKデータベースより]
名だたる名文家が次々と名乗りを挙げ、叱ったり諭したり自慢したり(?)して文章をご指南くださる「文章読本」。そんなありがたい指南書が100年に亘り延々書き続けられたのはなぜか。大御所たちの思惑、「文章読本界」の抗争、そして国語・作文教育の変遷にまで切り込み、「文章読本」をめぐる悲喜劇を見事に描き出す。文庫化にあたりネット時代の文章読本について新規書き下ろし。小林秀雄賞受賞作。
1 サムライの帝国(書く人の論理―文章読本というジャンル;静かな抗争―定番の文章読本を読む)
2 文章作法の陰謀(正論の迷宮―文章読本の内容;階層を生む装置―文章読本の形式;修行の現場―文章読本の読者)
3 作文教育の暴走(形式主義の時代―明治の作文教育;個性化への道―戦前の綴り方教育;豊かさの中で―戦後の作文教育)
4 下々の逆襲(スタイルの変容―文章読本の沿革;様々なる衣装―文章読本の行方)