啄木への目線

鴎外・道造・修司・周平

洋々社
門屋光昭　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2007年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784896743142

内容情報

[BOOKデータベースより]

懊悩のはざまにほとばしり出ることばの魅力―歌や日記・書簡から啄木の心情を読み解き、短歌の本質的な平明さと、不思議な魅力を余すところなく語る。

第１章　啄木の絵葉書（石川啄木記念館所蔵の絵葉書；啄木と橘智恵子―「長き文三年のうちに」考）
第２章　啄木と鴎外・道造・修司・周平（啄木と鴎外の観潮楼歌会；立原道造の「盛岡ノート」と啄木；寺山修司と啄木―「便所より青空見えて啄木忌」覚書；藤沢周平の東北回帰と啄木）
第３章　啄木と民俗芸能（文学者の感性と民俗芸能；しょっぱい川を渡った民俗芸能；啄木と渋民の盆踊り；啄木と愛宕神社の奉納神楽）

[日販商品データベースより]

歌や日記・書簡から石川啄木の心情を読み解き、短歌の本質的な平明さと、不思議な魅力を余すところなく語る書。森鴎外・立原道造・寺山修司・藤沢周平の捉えた啄木像を民俗学的手法で読み取る。