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[BOOKデータベースより]
ペスタロッチに並ぶ重要人物、コル唯一の論文などを本邦初翻訳。日本で注目を浴びている北欧教育の原点がここにある。
第1章 コルの自伝―『コルの講演録』(生気を与え、光を与える)
[日販商品データベースより]第2章 『子どもの学校論』(子どもの能力と必要に応じた教育;宗教の教育 ほか)
第3章 コルの言葉のアンソロジー―愛と生を求めて死と闘う(人は、学校に行くことでどのようになるのか;フォルケホイスコーレ(公立学校)は変革されうるのか? ほか)
第4章 コルの童話―「子ネコの話」
解説 コルの教育思想
デンマーク教育の礎を築いた教育家の思想と実践。
1850年に「学校での生活は、刑務所あるいは矯正施設の生活と何ら変わらない」と断言し、「学校では子どもたちがほかのどの場所にいるよりも一番幸福で自由でなければならない」と宣言したのが、クリステン・コルである。彼はデンマーク最大の教育者であり、今日のデンマークの教育のあり方を決定した人である。
彼は試験のない学校「フリースクール」を親たちとともにつくり、教育の国家からの自由を主張した。今では彼の教育思想はデンマークの公教育の基本理念となり、試験も成績評価もない子どもの自主性を尊重した教育がなされている。
コルは、近代の国民教育の歴史においてはペスタロッチに並ぶ重要性をもつ人物であるが、小国デンマークの言語という条件のため、日本ではまったく知られることはなかった。またコル自身あくまでも教育の実践者であり、書物を書くことがなかったという事情もある。
この書物は、コルの唯一の論文「子どもの学校論」と彼の自伝的講演を翻訳した、本邦初のコルの翻訳書である。読者は強い衝撃を受けるに違いない。