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[BOOKデータベースより]
新聞小説が熱狂的人気を博した時代があった。紅葉『金色夜叉』、蘆花『不如帰』、漱石『虞美人草』などを取り上げ、作者・読者・メディアの「生産と享受」という視点から文学の現場を解き明かす、気鋭の意欲作。
1 尾崎紅葉と新聞メディア(活字的世界における作者と読者―紅葉文学の界面;雑報記者としての紅葉―転換期の相貌;メディア・ミックスの力学―『金色夜叉』の受容空間)
[日販商品データベースより]2 モードとしての新聞小説(メロドラマの時代―徳富蘆花『不如帰』の受容を軸として;始源のメロドラマ―徳冨蘆花『不如帰』を読む;メロドラマの技法―夏目漱石『虞美人草』を読む)
3 新聞小説の領分(近代京都と新聞小説―泉鏡花『冠弥左衛門』をめぐって;ジャーナリズムのなかの文学―村井弦斎『日の出島』とその読者;新聞小説と挿絵―小杉天外『魔風恋風』を中心に)
4 出版文化と文学青年(『文学者となる法』と出版文化の近代;文学青年の勢力圏―『文庫』における読むことと書くこと;自己表現のネットワーク―『中学世界』投書欄を視座として;「立志」言説の変容―国木田独歩「非凡なる凡人」の受容空間)
ベストセラー小説に探る、文学の生態学。紅葉「金色夜叉」、蘆花「不如帰」、漱石「虞美人草」などを取り上げ、作者・読者・メディアの“生産と享受”という視点から文学の現場を解き明かす、気鋭の意欲作。