- 普通のドイツ人とホロコースト
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ヒトラーの自発的死刑執行人たち
Minerva西洋史ライブラリー 75
Hitler’s willing executioners.ミネルヴァ書房
ダニエル・ジョナ・ゴールドハーゲン 望田幸男 北村浩- 価格
- 8,800円(本体8,000円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623039340
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[BOOKデータベースより]
1990年代中頃に「ゴールドハーゲン論争」を巻き起こし、ドイツ歴史学界の激しい批判を浴びつつも、ベストセラーとなったホロコーストに関する問題書の全訳。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツは「アウシュヴィッツ絶滅収容所」に象徴されるように、ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅をめざして、組織的に差別・迫害・殺害の限りを尽くした。本書では、ユダヤ人大量虐殺の現場、これを遂行した「普通のドイツ人」の動機や心情など、学術的史書では後景に隠されがちな情景が、重苦しいばかりの記述となって再現されている。本書を「逸脱の書」と評するか、「告発の書」はたまた「警醒の書」と見るか、いまなお論議は終わっていない。
ホロコーストに関する中心的観点の再考
第1部 ドイツの反ユダヤ主義を考える―抹殺主義者の思考
第2部 抹殺論者の計画と組織
第3部 警察大隊―自発的殺人者であった普通のドイツ人
第4部 絶滅政策としてのドイツ人「労働」
第5部 死の行進―最後の日々
第6部 抹殺的反ユダヤ主義、普通のドイツ人、自発的な死刑執行人