- 東京奇譚集
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- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101001562
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
文句なしに面白くて,読書の醍醐味を味わうことができる.(TarutoFriend/男性/50代)
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sige
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デジャヴュという言葉を初めて知った
奇譚(ふしぎな)話を集めた短編集。5つの小品が含まれる。「これから紹介する話は、知人から聞いた不思議な物語である」として、語り始める。『回転木馬のデッドヒート』と同じパターンだ。お得意のジャズの話を引用して始める。ジャズが嫌いな人はダメかも。
どの話も、ゆったりとした丁寧な語りで、こういうこともあるのだなと楽しく読める。
蛇足だが、3つ目の作品で「デジャヴュ」という言葉が出てくる。初めて見るがフランス語のようだ。調べると意味は「既視感」。「既視感」でいじゃないか。
[BOOKデータベースより]
肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却…。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。