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- 決闘裁判
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世界を変えた法廷スキャンダル
The last duel.
早川書房
エリック・ジェイガー 栗木さつき
- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784152088734
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[BOOKデータベースより]
1386年、百年戦争さなかのフランスで、後世に名を残すひとつの決闘裁判がおこなわれた。ことの発端は、およそ1年前。ノルマンディの騎士ジャン・ド・カルージュの妻が強姦され、犯人として従騎士ジャック・ル・グリの名が挙げられた。重罪犯としてル・グリの処刑を望むカルージュと無罪を訴えつづけるル・グリ。ふたりの主張は平行線をたどり、一向に解決を見ない争いの決着は、生死を賭けた決闘裁判にゆだねられた。そして12月29日の寒い朝、王侯貴族や数千もの群衆が見つめるなか、甲冑に身を固めたふたりの男が、いっぽうが血を流して倒れるまで闘いつづけたのである。当時の人々が両者の支持をめぐって真っ二つに分かれたように、この決闘は、数世紀にわたって物議をかもし、後世の歴史家たちの意見も割れた。ほんとうのところ、罪を犯したのは誰だったのか、と。多くの研究者を虜にしてやまないこの事件の真相は、どこに隠されているのだろうか。
1 カルージュ
[日販商品データベースより]2 宿恨
3 戦いと攻城
4 最悪の犯罪
5 決闘申し込み
6 審理
7 神判
8 宣誓と最後のことば
9 死闘
10 女子修道院と遠征
妻を強姦された没落騎士と、その嫌疑をかけられた気鋭の騎士。今もなお物議をかもすフランス最後の決闘裁判。当時の法制度を揺るがした、カルージュ対ル・グリ事件の真実を探る。