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[BOOKデータベースより]
19世紀末の激動期、李鴻章の幕下で西洋諸国・日本とわたりあった外交官にしていち早く近代経済制度導入を説いた企業家。ヨーロッパと中国のはざまで揺れたその悲劇的生涯から清末の歴史に新たな光を照射する。馬建忠の外交官養成論、朝鮮紀行、経済論を訳出。
第1部 フランス留学と在外公館(フランスへの留学;馬建忠の役割;在外公館に関する意見書;馬建忠と在外公館)
[日販商品データベースより]第2部 馬建忠と清末外交(李鴻章の幕下にて;「東行三録」;清末外交の転換)
第3部 馬建忠と清末経済(企業経営の時代;「富民説」(翻訳);経済思想)
「まちがって中国に生まれてきた」と評された男、馬建忠。ヨーロッパと中国のはざまで揺れた外交官兼企業家の評伝から、激動の清末期を読み直す。あわせて馬建忠の外交官養成論・朝鮮紀行・経済論を訳出。