狩野永徳の青春時代洛外名所遊楽図屏風

アートセレクション　

小学館
狩野博幸　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2007年11月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784096070246

内容情報

[BOOKデータベースより]

狩野永徳が２０歳前後に描いた新発見のふたつの屏風を、オールカラーで完全収録。勇壮な「大画」で知られる画家の、「細画」と呼ばれる若き日の緻密な作品を大胆なクローズアップで掲載。細やかな筆の運びがわかるかのように伝えます。永徳の若き日の作品としてつとに知られる上杉本『洛中洛外図屏風』が描かれた謎を、時代に翻弄される人間群像から大胆に推理します。

洛外名所遊楽図屏風（京の西山と宇治の名所案内；右隻；左隻）
上杉本洛中洛外図屏風（躍動感あふれる京の町；上杉本「洛中洛外図屏風」―注文主と絵師）
花鳥図押絵貼屏風（繊細華麗な小宇宙；花鳥図押絵貼屏風―印章が物語る）
狩野永徳とその時代（激動の桃山期を生きた天才；ふたつの新発見屏風の意義「花鳥図押絵貼屏風」と「洛外名所遊楽図屏風」；狩野永徳ものがたり；狩野永徳年譜；洛外の名所を訪ねる）

[日販商品データベースより]

桃山時代を代表する画家狩野永徳。近年、新たに発見された彼の二十歳前後の屏風「洛外名所遊楽図屏風」を徹底的に見ることで探る天才絵師の青春時代。よく知られた勇壮な画風とは異なる、若き日の画業の謎があきらかに。