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昭和史研究会
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証言記録に基づく マリアナ沖海戦 兵士たちの戦争『生存者の証言』
悲惨な体験も多いことから家族、親族であっても具体的に戦争の話は聞かされていない場合が多い。私もこの本に出会うまでは、仏壇に残された当時の写真資料や墓誌等から戦死した親戚の状況等を想像していたにすぎなかった。生存者の証言や各部隊の動向を記録したこの本は、終戦から66年が過ぎ、生存する戦争体験者もかなりの高齢となった今、昭和史の貴重な資料といえる。
[BOOKデータベースより]
マリアナ沖海戦とは何だったのか?飛行機が主役であった太平洋での戦い。その中でも航空母艦対航空母艦の海戦は、他では見られないものといえる。昭和19年6月のマリアナ沖海戦は、日本9隻、アメリカ15隻の空母が参加するという、太平洋上、いや歴史上でも最大級の戦いであった。しかしその知名度は低い。漠然としたイメージで語られることが多いのである。これまで各航空隊の生い立ちからマリアナ沖海戦に至るまで、当時の生存者に調査した出版物はほとんど見られない。マリアナ沖海戦までにどのような訓練が実施され、どう戦い、そしてどうなったのか?本書は空母搭乗員にスポットをあて、これまで顧みられることの少なかった記録、記憶を、たんねんにつなぎ合わせ、マリアナ沖海戦の全貌を復元した労作である。
母艦飛行隊、陸上基地へ
一航戦壊滅す
第二航空戦隊も陸上へ
次期作戦に備えて
低速の商船改造空母
一航戦再建へ
三航戦(六五三空)編成
第二航空戦隊、またもや再建
タウイタウイ
サイパンへ
決戦の日(六月十九日)
勝敗は決定的に(六月二〇日)
退却
マリアナ沖海戦総括
その後の空母飛行隊