[BOOKデータベースより]
ぼくのお父さんはよく遠くへ仕事にいく。しばらく帰れないといって出発したお父さんの乗った汽車を、陸橋の上から見送ったぼくは、偶然おもちゃ屋のウィンドーの中に、お父さんの汽車とそっくりの汽車のおもちゃを見つけた。それからぼくは毎日汽車のおもちゃを見にいった。時がたつにつれて、おもちゃの汽車の背景は次々と変わり、やがて雪景色に…。お父さんを待つ男の子の切ない気持を静かに描きます。
[日販商品データベースより]お父さんの乗った汽車を見送ったぼくは、おもちゃ屋で偶然、汽車のおもちゃを見つた。それは、小さくなって消えていった、お父さんの乗った汽車にそっくりだった。それからぼくは、毎日おもちゃ屋に見に行った…。
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遠くへ仕事に行ったお父さんの帰りを待ち続ける男の子。
おもちゃ屋のウィンドウの汽車を見に行くのが日課でした。
ウィンドウの飾りの変化が、時間の経過を表しています。
お父さんと同じように、子どもを残して仕事に来ている船乗りのおじさんとの出会いが、素敵だなと思いました。
愛犬のワンダの存在も大きいですね。
後半、一面雪の世界を、汽車が走り抜ける場面が圧巻です。
そして、とうとう、お父さんは帰ってきます。
最後の一文
「おとうさんの オーバーって いいな。とおくから かえってきたときは、きしゃの けむりの においがするんだよ。」
が、いいですね。
お父さんと一緒に帰っていく、男の子の幸せそうな後ろ姿に、にんまりしました。
お父さんのお土産は何だったのかな?
(その答えは、最後のページにあります。ふふ)
これまで読んだ、スズキコージさんの挿絵の絵本のイメージとは、まるで違いました。
読み終わって、心がほんわか温かくなりました。
また読んでみたいです。(あまたろうさん 40代・千葉県 女の子9歳、男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】