軍用地と都市・民衆

日本史リブレット　９５

山川出版社（千代田区）
荒川章二　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2007年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784634547070

内容情報

[BOOKデータベースより]

軍用地は、最初主要都市の中心部に誕生し、やがて都市近郊に広がって一大軍施設を築き上げ、一方で、軍馬育成用の牧場として、また砲兵を中心とした演習場として、山野にも進出しました。その先は、植民地への拡大でした。このような軍用地拡大の過程を、都市の発展との関連や民衆生活への影響を視野にいれながら考察し、軍隊の存在、戦争を準備することの意味を新しい視角から問いなおします。

軍用地とは
１　軍隊と軍用地の誕生
２　日清戦後軍拡から日露戦後軍拡へ
３　大正期＝軍用地をめぐる諸問題の噴出
４　満州事変後の軍拡とその結果
戦後へ

[日販商品データベースより]

軍用地は、最初主要都市の中心部に誕生し、やがて都市近郊に広がった。本書は、軍用地拡大の過程を、都市の発展との関連や民衆生活への影響を視野に入れながら考察し、軍隊の存在の意味を新しい視角から問い直す。