- 〈眼差される者〉の近代
-
部落民・都市下層・ハンセン病・エスニシティ
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2007年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784759241198
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[BOOKデータベースより]
第1部 部落民(初期水平運動と部落民アイデンティティ;アジア太平洋戦争下の被差別部落における皇民化運動―同和奉公会についての点描;映画「人間みな兄弟 部落差別の記録」にみる部落問題の表象)
[日販商品データベースより]第2部 都市下層(「釜ヶ崎」形成史論;「慈善」の裏側―養育院のイデオロギー的正当化をめぐって;『浅草紅団』と“不良少年少女”の光芒)
第3部 ハンセン病とエスニシティ(政策的隔離草創期におけるハンセン病「療養」者の声―『癩患者の告白』を聴く;蜂起の痕跡―霧社事件と台湾における民族心理学研究をめぐって;多文化共生社会に向けてのパートナーシップ―兵庫県における自治体とNGOの協働の歩み)
本書は、歴史学、文化人類学・社会学などの学際的な研究を基礎に、日本近代における部落民・都市下層・ハンセン病・エスニシティなどのマイノリティを「排除と包摂/表象と主体化」という研究視角を設定しつつ論じることを通して、それぞれのマイノリティに注がれる<眼差し>の共通性と差異性を見いだそうとしたものである。