禅語散策

講談社学術文庫　１８３５

講談社
田上太秀　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2007年09月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784061598355

内容情報

[BOOKデータベースより]

挨拶とは、心で心を読むことである―。日常語になった禅のことば、著名な禅語の一つ一つに、人生の機微に触れる深い意味が込められている。人としてのあり方を示す禅語があり、さとりの風光をあらわす語句がある。活路を見出す教えがある。禅とは自己の本来性に目覚めることを教えるもの。禅のこころを生き生きと味わうための、「読む禅語辞典」。

第１章　日常語となった禅語（人間関係に関する語；人間のあり方に関する語；建築、用具に関する語；宗教・文化に関する語；その他の日常使われる語）
第２章　覚えておきたい有名な禅語（禅とは何か；禅はいかにして伝えられたか；さとりの風光とはどんなものか；禅者の生活はどのようなものか；禅はいかにして教育するか）
第３章　禅問答から生まれた禅語（活路を開く；素直に受け取る態度；実感は体験にある；ほんものとは何か）