- ビデの文化史
-
Le confident des dames.
作品社
ロジェ・アンリ・ゲラン ジュリア・クセルゴン 加藤雅郁- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784861821424
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[BOOKデータベースより]
ベレー帽、フランスパンとともに、「フランス人の三大発明」として、世界の人々が愛用するものがある。それが、かの「ビデ」である。この偉大なる発明品は、ルイ15世の時代、宮廷の貴婦人の「秘密の身だしなみ」のために、パリの高級家具職人によって初めて製作され、贅を尽くした美術品のように洗練されていく。さらに、高級娼館の必需品となり、みだらな風俗の象徴ともなっていく。しかし、その名は公然と口に出されることのない秘密の存在であり、それゆえに、好奇とフェティシズムの対象ともなってきた。本書は、女性の私室の中に秘められた歴史を、生活・文化・風俗史の資料をもとに、名著『トイレの文化史』の歴史学者が、初めて明らかにしたものである。
第1部 宮廷の豪華なる美術品として―十八世紀(なぜそれは「ビデ」と呼ばれるようになったのか?;「ビデ」という器具の誕生;入浴をめぐる秘められた歴史;トイレ・浴室の誕生とビデの普及)
[日販商品データベースより]第2部 高級百貨店のショーウィンドへ―十九世紀(明かされる秘所の秘密―医学の進歩とビデ;快適なる化粧室の普及;ビデを持たずは女性に非ず;みだらな風俗の象徴)
第3部 贅沢品から必需品へ―二十世紀(大衆は「快適」を求める;戦後社会とビデ;衰退するフレンチ・ビデ;イタリアン・ビデに栄光あれ!)
宮廷の貴婦人、パリの淑女から娼館の華やかな戯れ女までが、こっそりと私室で愛用した「罪を洗い流す道具」「隠しごとなき親友」ビデ。その秘密の歴史を、名著「トイレの文化史」の歴史学者が初めて明らかにする。