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- ドイツ文学者の蹉跌
-
ナチスの波にさらわれた教養人
中央公論新社
関楠生
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2007年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784120038587


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[BOOKデータベースより]
それは時局への迎合か?空虚な高揚か?ナチス擡頭とともにヘッセ、マン、ナチス文学の受容について迷走した戦時下のドイツ文学研究の足跡を検証、もう一つの戦争責任を問う。
序章 ファシズム下の日本とドイツ文学研究
[日販商品データベースより]第1章 高橋健二とナチズム―ナチス政権獲得から大政翼賛会文化部長まで(高橋健二という人―一九三三年まで;激動の年―一九三三年 ほか)
第2章 ヘッセとナチス文学は両立するか―高橋健二と秋山六郎兵衛と石中象治の場合(日本におけるヘッセ;高橋健二の場合 ほか)
第3章 「ドイツ文学史」の陥穽―ヘッセとマンとナチス文学(山岸光宣から鼓常良「初版」「新訂」まで;鼓常良「小史」から秋山六郎兵衛、上村清延まで)
終章 同時代ドイツの文学史を検索する
それは時局への迎合か、空虚な高揚か…。ナチス台頭とともに、ヘッセ、マン、ナチス文学の受容について迷走した戦時下のドイツ文学研究。その足跡を検証し、もうひとつの戦争責任を問う。