- 永遠の途中
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長編小説
光文社文庫 ゆ3ー3
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2007年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334742881
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
主人公は代理店に勤務する薫と乃梨子。二人は同期入社で仲がよいが、お互いにちょっとライバル心を抱いているようす。お互いに一人の男の人を好きになってしまうが、ささやかな駆け引きの結果、薫が結婚することに。一方乃梨子はバリバリのキャリアウーマンを続けることに。そして20代から60代と二人の対照的な人生を書き綴っています。そしてお互いに相手を羨みながらも、「絶対自分のほうが幸せ」と思いたい自分。女の人ならちょっとは経験があるのではないかな〜。結局はどっちがより幸せだなんてわからない。人生はいいときもあれば、悪い時もある。相手を羨んでもしかたがないと思うんだけど、やっぱり気にしちゃうんだろうな〜女って。これはバリのホテルのプールサイドで一気に読んでしまった本です。恋愛小説が好きな人は唯川恵さんの小説がオススメです。
[BOOKデータベースより]
広告代理店に勤務する薫と乃梨子は、同期入社。仲はよいが相手と自分を比べずにいられない微妙な関係。どちらも、同僚の郁夫に恋心を抱いていたが、ささやかな駆け引きの後、薫が郁夫と結婚して主婦に。乃梨子は独身でキャリアを積み続ける。歳月は流れ、対照的な人生を歩みつつも、相手の生き方を羨んでしまうふたり…。揺れる女性の心をリアルに描く長編小説。