小野小町

人と文学
日本の作家１００人　

勉誠社
伊東玉美　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2007年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784585051909

内容情報

[BOOKデータベースより]

「花の色は／うつりにけりな／いたづらに／我が身世にふる／ながめせし間に」六歌仙・三十六歌仙のひとりとして日本文学史上に残る名歌を詠み、恋多き幻の美女として物語や芸能のモデルであり続けた小野小町。「時代」「歌」「位置」「物語」「旅」という五つの視点から、虚実のはざまにたたずむ小野小町の全体像を浮き彫りにする。謎多き伝説の才媛を知る絶好のガイド。

第１章　小町の時代（兼好の疑問；小町の時代　ほか）
第２章　小町の歌（かげりとうつろひ；夢の歌群　ほか）
第３章　小町の位置（小野の一族；小町の父と母　ほか）
第４章　小町の物語（異本『小町集』の物語；あなめの説話　ほか）
第５章　小町の旅（小野氏の性質；祈雨する小町　ほか）

[日販商品データベースより]

六歌仙・三十六歌仙のひとりとして日本文学史上に名を残し、恋多き幻の美女として物語や芸能の題材にもなった小野小町。時代、歌、位置、物語、旅という５つの視点から、謎多き伝説の才媛の全体像を浮き彫りにする。