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[BOOKデータベースより]
一八世紀後半から一九世紀初頭の徳川期日本においてひとつの潮流を形成した本居宣長の古学古道論が、「世界を再‐結集する」信条や世界観をどのように創出しようとしたのかを、差異と反復をめぐる新たな思考を通して考察する。
序章 本居宣長における反復という問題(『真暦考』;「数む」と「賦む」;横領と形式性)
第1章 始原の言葉(始原の言葉;「ツギツギニ」―前‐テクストの構成規則の論理化;神代と人代;修辞学的飛躍)
第2章 歌論の位相(『あしわけをぶね』の情‐辞と「文」;『石上私淑言』における「文」と「ウタフ/ヨム」)
第3章 「もののあはれ」の美学的構造とその反‐可能性(宣長「もののあはれ」論の形式性;「物の哀をしらする」の論理;「好」とナショナル・ペタゴジーの成立;美的体験の再構成)
終章 古道と権道(「御契約」と「御民」;古道と権道;「泣き悲しみこがれる」主体;おわりに)