- これからの文学研究と思想の地平
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- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2007年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784842100890
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[BOOKデータベースより]
日本近代文学研究者とフランス文学研究者による、原理的地平からの文学再生・再建への提言。
1 テクスト論の行方(ロラン・バルト『明るい部屋』とソシュール―審美的個人主義・共通感覚・伝統的時間をめぐって;国文学に「偉大な敗北」はあるか―人文学の総崩壊を目前にして;間テクスト性;小説ディスクールの戦略;詩のテクストと「声」;テキストの外から、そしてテキストの外へ;十八世紀フランスの饒舌な他者―サド)
[日販商品データベースより]2 批評と「政治」(記憶と表象―ナラティヴをめぐる随想的断章;デモクラシーと人間―トクヴィルの政治哲学;社会科学と批評の間―戦後日本における知の連関)
3 個別作品読解(語りと記憶―『山月記』と多喜二の二作品;「読み」の更新―浜田廣介「鬼の涙」を読む)
4 文学論と批評(小説/ノヴェル/ロマンとは何か―概説と私見;文学への懐疑―中村光夫を文学の現在に取り戻すために;大学改革の中の文学教育・文学研究;作品論・テクスト論・文化研究―グローバル化のなかの文学研究;「批評」の復権、「文学」の復権―「近代文学の終り」という発言をめぐって;小説は何故(Why)に応答する―日本近代文学研究復権の試み)
1980年代以降、混迷の度を深める文学研究・文学教育研究界。日本近代文学研究者とフランス文学研究者、異なる分野の俊英たちによる原理的地平からの文学再生・再建への提言を収録した、刺激的論文集。