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[BOOKデータベースより]
西洋近代の人間中心主義を打破して人間と動物を隔てる種の壁を破ったシンガーが人命至上主義の壁を破る生命倫理に挑戦。
第１部 シンガーの哲学（哲学者よ、ふたたび出番である；ウィリアム・ゴドウィンと公平主義倫理の擁護）
[日販商品データベースより]第２部 人命の脱神聖化（個体、人間、人格―道徳的地位の問題；ＩＶＦ（体外受精）技術と潜在性にもとづく議論；人間の生命の脱神聖化；生命の神聖性の倫理は終末期を迎えているか）
第３部 生命の選択（医療資源の配分と生命の価値の問題；医療の配分におけるＱＡＬＹと二重の危険）
第４部 生命の区別（なすべきか、なさざるべきか；人種による区別は恣意的なものか；すべての動物は平等である）
西洋近代の人間中心主義を打破して、人間と動物を隔てる種の壁を破ったシンガーが、人命至上主義の壁を破る生命倫理に挑戦。本邦未訳で生命倫理、応用倫理的要素が強い論文を中心に翻訳したアンソロジー。