変革的実践の主体性

黒田寛一思想入門
Материалистическая　субьективность．

こぶし書房
黒田寛一　ボリス・ラプショフ　黒田寛一　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2007年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784875592181

内容情報

[BOOKデータベースより]

主体／「タチバ」／実体／実践論／トポスとは？ロシアで編集・刊行された『唯物論者の主体性』に著者が死の直前まで推敲を加え日本語に逆訳出した、黒田思想への画期的な入門書。ロシア人編者による用語解説やユニークな７７の註は必読。

序　二十一世紀の開けにある世界
１　戦後日本における唯物論的主体性研究（唯物論的主体性の概念；唯物論的主体性哲学の方法論的基礎；革命的実践の思想）
２　革命的マルクス主義とは何か（運動勃興の契機；組織実践論の創造；プロレタリア党の原理）
３　マルクス主義と組織実践論（実践的唯物論としてのマルクス主義；唯物史観と自覚の弁証法；変革的実践―理論の物質化）