- 私の「愛国心」
-
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2007年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784264025436
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[BOOKデータベースより]
「日の丸」「君が代」の強制、そして「愛国心」教育の現実化。そもそも「愛国心」とは何なのか。この事態をどうとらえたらよいのか。キリスト者として、市民として、14人がそれぞれの立場からその意味と本質に迫る。
命のないものを愛するという表現は、命をかけて私たちを愛してくださった神の愛を愚弄するにほかならない
神様は慈愛と忍耐をもって、日本に、どこの国にもかかわってくださっている。だから私は、高望みも落胆もしない
これを「愛国心」教育と言うなら、国民は再び「臣民」化されるだろう
自分の国だけを愛するのでは争いを起こすだけ…ついには滅びる
他国の人々を虐げたりしない日本にするのがこの国に生まれた自分の使命ではないか
勝者も敗者もどちらも苦しむことを学んだ出会いで、私の考えは変えられました
「愛国心」はある時には繁茂するが、しばし立ち枯れになることを年寄りたちは知っている
私たちは自分の国を愛するだけでは足りません
友人のおじいさんは日本軍に殺され…この時ほど、自分が日本人なのだと痛感したことはありません
政策としての「愛国心」は力の支配。性差別、少数者差別をつくりだす
愛しているならば、無視してはならないことがある
愛国心には、世俗の論理と教会の論理とを混同させる力がある
在日は、どこの国を愛すればよいのでしょうか
「ちりあくたと思う」ことがまずあっての「愛国心」ではないだろうか