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[BOOKデータベースより]
20世紀最大の哲学者ハイデガーは、その「存在の問い」において、一体何を問うていたのか。『存在と時間』から後期の思索に至るまでの「存在の問い」展開の道筋をたどる本書は、「存在」という事象がはらむ諸契機―自然、歴史、神―を、その内的な連関において捉え、「存在」の探求が「共同体」の新たな基礎づけの試みであることを明らかにする。ハイデガーによる西洋形而上学・ロゴス中心主義批判の論理を、その政治的含意とともに解明して、ポストモダン思想および現代の人文科学に明確な哲学的基礎を与える意欲作。
第1章 「存在の問い」の導入―『存在と時間』の基本構造(現象学から「存在の問い」へ;内‐存在の三つの契機―情態性、了解、語り ほか)
[日販商品データベースより]第2章 『存在と時間』の未完(第三篇「時間と存在」の挫折;『現象学の根本問題』における「新たな仕上げ」 ほか)
第3章 存在問題の展開―メタ存在論(一九二八年夏学期講義におけるメタ存在論;メタ存在論の展開―「民族の世界」の開示 ほか)
第4章 形而上学の起源と展開―存在の歴史(形而上学の本質としてのイデア論;ピュシスとロゴス分離―理性中心主義の起源 ほか)
第5章 「存在の問い」の到達点(講演「時間と存在」;転回の思索―思索の転回ではなく ほか)
ハイデガーの「存在の問い」は、「根源的共同性」への問いであった…。西洋形而上学・ロゴス中心主義批判の論理を、その政治的含意とともに解明し、ポストモダン思想、現代人文科学に明確な哲学的基礎を与える。