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[日販商品データベースより]
のどかな田園風景が広がる、ほのぼのとした田植えの絵本。▼今日はおむすびさんちの田植えです。朝ごはんを食べると、おむすびさんは稲を一輪車にのせて田んぼへと急ぎました。手伝ってくれる仲間のみんなはもう集まっていました。おむすび村の具のしゃけさん、たらこさん、おかかさんにうめぼしさん。それからおいなり村のおいなりさんに、のりまき村のほそまきさんとふとまきさんも手伝いにきてくれました。おいしいおむすびやおいなりができるようにと、みんなで植えていきました。せっせと植えていくうちにいつの間にやらお昼です。おむすびさんちの子供たちがお弁当をもってきてくれました。みんなでお昼を食べていると、遠くの方から「シャカシャカシャカ ズルズルズル」と、何やら音が聞こえてきました。それは、遅れていたすしねた村の田植え名人の足音でした。▼おむすびさんとユニークな仲間のキャラクターが繰り広げる楽しい田植えの一日です。
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かがくい ひろしさんと言えば、「だるまさん」三部作シリーズがつとに有名です。
三部作で50万部突破しているとのこと。
加岳井 広という苗字ですが、とても珍しい。
調べたら、かがくいさんは、2009年9月28日に54歳という若さで急逝されていたのですね。
僅か2005年ー2009年という創作活動ですから、本当に短い間に名作を残されていたのだと思います。
この作品は、2007年のもの。
主人公は、おむすびさん。
文字通り、おむすびなのですが、それが田植えをする発想が◎。
いつもながらに、かがくいさんの目の付け所に脱帽です。
そして田植えを手伝ってくれるのは、村のみんな。
それも、具のしゃけ、たらこ、おかか、うめぼし、こんぶを始め、おいなりさん、ほそまきさん、ふとまきさんなんて面々ですから、ワクワク感は募るばかり。
田植えのシーンが丁寧に描かれているので、子供との会話が弾むこと間違いありません。
それにしても、こうした文化を上手く挿入するのが、かがくいさんは得意ですね。
田植えとは、古来、神事であり祭りであり、集落で手伝い合う「結い」と言う共同作業であったのですが、それをさり気なく描写するなんて、凄いと言うしかありません。
その後、たこどんといかどんも田植えの手伝いに来るのですが、8本足のたこ、10本足のいかの、田植えの巧みなこと。
充分、笑わされてしまいました。
田植えを終えた後の日焼けした姿にも、大笑い。
しかも笑いの中に、ほっとさせる優しさもあって、オススメの作品です。
かがくいさんの作品は、どれをとっても、外れがないので全部読破したくなりました。
(ジュンイチさん 40代・広島県 男の子12歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】