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- 価格
- 1,023円(本体930円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094081664
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
半沢直樹より泥臭く、スリルがあって読みごたえがあります。(スズ/男性/50代)
- 寿太郎
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負け組でも魂はある
人間、「強いものに巻かれる」ことがよくあると思います、でも巻かれてはいけない場合があります、今回の主人公蓮沼は、銀行の不正が組織をだめにしていると反旗を翻しました。不正をあばき、なおかつ裏金に変わった金塊まで巻き上げる痛快さもあった小説でした。世の中「負け組」でも不正と立ち向かう姿は痛快としか言えません。次の小説を待っています。
[BOOKデータベースより]
都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任をもとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。日本型金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリー。
[日販商品データベースより]「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。