- 書と日本人
-
- 価格
- 482円(本体438円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101483146
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 石川九楊の書道入門 新装版
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2025年10月発売】
- 書とはどういう芸術か 増補版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年03月発売】
- 書の宇宙 14
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【1998年06月発売】




























[BOOKデータベースより]
古代、日本人は写経に励んだ。中国を真似て、律令制度を整えるためだ。やがて国産文字の仮名が生れ、文化的独立を果し、寺子屋の普及などで高い識字率を達成した。漢字(表意)とかな(表音)二種の文字を持つ私達は、〈誰でも書ける〉〈何でも書ける〉という特徴を生かし、いち早く近代化に成功した。書家である著者が、日本文化の優れた仕組みを解き明かす。
第1章 写経の効力
第2章 女手=平仮名の発明
第3章 禅と墨蹟、漢語の厚み
第4章 解放される文字
第5章 寺子屋の手習い
第6章 遊女と書
第7章 日本のなかの中国趣味
第8章 書の巨人たち
第9章 近代化がもたらしたもの