- 超高齢社会は高齢者が支える
-
年齢差別を超えて創造的老いへ
阪大リーブル 003
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2007年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784872592368
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[BOOKデータベースより]
これまで高齢者は、寝たきり、痴呆、一人暮しの悲惨というマイナスイメージで見られ、ベイビートークや虐待の対象とされてきた。著者はこの見方をエイジズム(高齢者差別)として否定し、種々の調査をもとに高齢者の置かれた深刻な状況に光を当て、新しい関係性にたつ高齢者像=プロダクティブ・エイジング(創造的老い)を提唱する。団塊の世代の引退が引き起こす「2007年問題」にも触れた話題提供の書。
第1章 高齢者像の変遷(一九七〇年代の高齢者像;一九八〇年代の高齢者像;一九九〇年代の高齢者像;二〇〇四年までの高齢者像;二〇〇五年以降の高齢者像;エイジズムからプロダクティブ・エイジングへの移行)
[日販商品データベースより]第2章 エイジズム(年齢差別)の諸相(エイジズムとは;エイジズムの形成;高齢者へのコミュニケーション;高齢者虐待;エイジズムへの挑戦)
第3章 プロダクティブ・エイジングに向けて(プロダクティブ・エイジングとは;退職前の高齢期への思い;退職後の新たな関係性の構築;高齢者ボランティア活動の意味と役割;プロダクティブ・エイジングを生きる高齢者)
第4章 総合的考察(エイジズムを超えてプロダクティブ・エイジングへ;「二〇〇七年問題」とは)
これまで我が国は,高齢者を弱者として位置づけてきた.しかしこの見方は,べイビートークや隔離,虐待などの高齢者差別という結果をもたらした.高齢者が弱者としてでなく,市民として誇りを持って生きる道は何か.著者は『厚生労働白書』の分析やインタビューを通し,高齢者の抱える深刻な問題に光を当て,新たな関係性の構築やボランティア活動にその活路を見出す.