- 戦国の忍び
-
司馬遼太郎・傑作短篇選
PHP文庫 し28ー3
- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 2007年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569668222
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 豊臣家の人々 上
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2025年10月発売】
- 暦のしずく
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2025年06月発売】
- 豊臣家の人々 下
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2025年10月発売】
- 控えよ小十郎
-
価格:2,255円(本体2,050円+税)
【2024年05月発売】
- 花咲ける上方武士道 下巻 新版改訂版
-
価格:946円(本体860円+税)
【2022年12月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
井沢ファン




-
厳しい忍者の世界
忍者小説で伊賀忍者小編5つに分かれている。面白く読めたが、創作部分もあるのだろうが大まかには史実であるのかもしれない。今、日本は忍者ブームで、日本人だけではなく、インバウンドの外人にも人気なようだが、実際の忍者の人生はつらく厳しく惨めな最後を送る場合が多いのだろう。それを考えると、自衛やかっこよさなどで人気になっている忍者の本当のことを知れば複雑な気持ちになってしまう。戦国時代は戦国武将を中心とした戦(いくさ)が歴史小説によく出てくるが、事前準備のための諜報活動や調略などの情報戦が最初にあって、それらの活動に間者や忍者が出て戦国時代を支えていたことも事実だろう。それをうまく活用できた武将が主導権を握ったり、うまく生き残ったりしてゆく時代は今の人生でも根本的なことは変わらないのかもしれない。



























[BOOKデータベースより]
戦国大名がしのぎを削った乱世の日本。その裏側で、忍びの者たちは熾烈な闘いを繰り広げていた―みじめな生活から逃れるべく伊賀を抜けた若き下忍の運命を描いた「下請忍者」、武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ謎の忍者を取り上げた「忍者四貫目の死」、優れた術者二人が死力を尽くして対決する「伊賀の四鬼」等、司馬遼太郎が世に送り出した忍者小説五篇を収録した短篇集。文庫オリジナル。
[日販商品データベースより]戦国大名がしのぎを削った乱世の日本。武将たちが戦場で功名を上げる裏側で、忍びの者たちもまた熾烈な闘いを繰り広げていた!▼本書は、司馬遼太郎が世に送り出した忍者小説五篇を収録したオリジナル編集の短篇集である。▼みじめな生活から逃れるべく伊賀を抜けた若き下忍・猪ノ与次郎の予想外の運命を描いた「下請忍者」。▼武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ謎の忍者・知道軒道人に、伊賀忍者・蚊羅刹喜平次が立ち向かう「忍者四貫目の死」。▼真言立川流や僧兵大名・筒井家に関わる闇の中で、上忍殺しの犯人探索に乗り出した梅ノ源蔵が兄弟子たちと闘う「伊賀者」。▼優れた伊賀者として伝わる湯舟ノ耳無と岩尾ノ愛染明王が死力を尽くして対決する「伊賀の四鬼」。▼徳川家に仕えた伊賀同心が二代目・服部半蔵に叛旗を翻した事件を、新たな解釈で綴った「最後の伊賀者」。▼若き日の司馬遼太郎が、透徹した眼力でとらえた「もう一つの戦国時代の姿」がここにある!