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[BOOKデータベースより]
不透明で流動的な社会、将来不安に脅かされる人々…いま、「幸福な社会」とはどのようなものか。幸福への設計は、一握りの「エリート」に任せられるか。幸福につながる「教育のあり方」とはどのようなものか。どんな社会も、なんらかの選別と排除を抱えこむ以上、万人の幸福な“共生”は不可能とする考えから出発し、統治権力が巧妙に演出する「幸福像」を超えて、真の幸福はいかにして可能かを徹底討議。人文科学の粋を集めた迫力ある鼎談。
第1章 パターナリズムこそ幸福の大前提?(幸福の機会費用;「不安のポピュリズム」の登場)
[日販商品データベースより]第2章 いかに幸せだと思わせるか―幸福の社会工学(フィールグッド社会の罠?;全体性の危機―“公”不在の日本社会 ほか)
第3章 エリートが「幸福な社会」を作るのか?(まずは「感情的安全」の保障から―多様性の構築へ;“エリート”の条件)
第4章 教育を通して「疑似階級社会」を作る?(人を見て「機能の言葉」を説け!;「学校的共同性」を再考せよ!)
第5章 “社会設計”の不可能と不可避(バイオポリティクス―恣意性にどう対処するか;「教育の一枚岩」をどう捉えるか ほか)
どんな社会も、なんらかの選別と排除を抱え込む以上、万人の幸福な「共生」は不可能とする考えから出発し、統治権力が巧妙に演出する「幸福像」を超えて、真の幸福はいかにして可能かを、3人の社会学者が徹底討議。