- 漢文脈と近代日本
-
もう一つのことばの世界
NHKブックス 1077
- 価格
- 1,067円(本体970円+税)
- 発行年月
- 2007年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140910771
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 恋に奔放な外科医が一途に豹変して、私だけを本気で愛しはじめました
-
価格:825円(本体750円+税)
【2025年11月発売】
- 捨てられた王妃は、孤高の竜騎士に愛される 青と赤の激闘
-
価格:726円(本体660円+税)
【2025年11月発売】
- 殺意の勲章
-
価格:968円(本体880円+税)
【2025年09月発売】
- 泣きたい午後のご褒美
-
価格:770円(本体700円+税)
【2025年03月発売】
- 神様の定食屋 5
-
価格:726円(本体660円+税)
【2025年03月発売】





























[BOOKデータベースより]
漢文は、言文一致以降すたれてしまったのか、それとも日本文化の基盤として生き続けているのか?本書は漢文の文体にのみ着目した従来の議論を退け、思考様式や感覚を含めた知的世界の全体像を描き出す。学問と治世を志向する漢文特有の思考の型は、幕末の志士や近代知識人の自意識を育んだ。一方、文明開花の実用主義により漢文は機能的な訓読文に姿を変え、「政治=公」から切り離された「文学=私」を形成する。近代にドラスティックに再編された漢文脈を辿る意欲作。
序章 漢文脈とは何か―文体と思考の二つの極
[日販商品データベースより]第1章 漢文の読み書きはなぜ広まったのか―『日本外史』と訓読の声
第2章 国民の文体はいかに成立したのか―文明開化と訓読文
第3章 文学の近代はいつ始まったのか―反政治としての恋愛
第4章 小説家は懐かしき異国で何を見たのか―艶情と革命の地
終章 漢文脈の地平―もう一つの日本語へ
漢文は言文一致以降廃れてしまったのか、日本文化の基盤として生き続けているのか。漢文の文体のみに着目した従来の議論を退け、その知的世界の全体像を描く。近代にドラスティックに再編された漢文脈を辿る意欲作。