モダニズム時代再考

中央大学人文科学研究所研究叢書　４１

中央大学出版部
中央大学人文科学研究所　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2007年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784805753309

内容情報

[BOOKデータベースより]

序　モダニズム時代再考への序章
作家と作品（ヘンリー・ジェイムズの小説観；音楽・空間・共同体―ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』第一一挿話について；クラリッサが得たもの―『ダロウェイ夫人』の薔薇をめぐって；科学的世界観は小説に何をもたらしたか―オールダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』再読；変わりゆくイギリスの記録―Ａ．ハクスリーからＢ．ピムの小説へ；モダニズムの中の女王―シルヴィア・タウンゼンド・ウォーナー『まことの心』におけるヴィクトリア女王の表象；表層のモダニスト、ノエル・カワード；ワットは何処へ行くのか―サミュエル・ベケットとホロコースト）

[日販商品データベースより]

１９２０年代を中心とした英国小説・劇の再検討。新しい表現形式を求め、また伝統形式を踏襲しながらも、新たな状況の現前に敏感な反応を見せた作家たちの作品を検討しながら、モダニズムの本質を明らかにする。