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[日販商品データベースより]
"福音書のなかでもとくにヨハネ福音書は難解な書である。読者はいきなり, 冒頭の「初めにロゴスがあった。ロゴスは神のもとにあった。ロゴスは神であった。」という言葉で始まるプロローグがいったい何を意味するのか,さらにそのプロローグと本文との関係という難問に直面させられる。著者は第T巻でこれらの問題に真正面から取り組み,理解への道を拓いた。この福音書の比類ない言語空間の成り立ちを解き明かし,ヨハネ福音書の独創的注解が可能となった。
本冊では第5章から第12章までを扱う。はじめにヨハネ福音書におけるキリスト論の中核である「派遣」を通してイエスの意味を捉え,聖霊におけるアナムネーシスにおけるイエスの現前は二つの時間了解を前提にしてはじめて理解可能であり,さらにヨハネ福音書の奇跡についてその特徴を明らかにする。また伝統的な聖書解釈の方法論を検討し,「言葉が話す」という原事実を,聖書解釈という学問の言葉とケーリュグマとしてのそれに分裂させてしまう19-20世紀の聖書学の本質を突くとともに新しい聖書解釈の可能性を示す。
各節ごとに詳細な検討を加えた本書は,わが国だけでなく世界の最先端の聖書注解を代表するものとなろう。"