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[BOOKデータベースより]
国家主権が揺らいでいる今日の世界において、これまでの市民資格の制度が解体されるとともに、新しい成員資格の様態も現われつつある。かつてカントによって提示された道徳的普遍主義とコスモポリタン的連邦主義や、アレントの「権利をもつ権利」、ハーバーマスの討議倫理の構想を受け継ぎながら、著者ベンハビブは「他者の権利」をめぐる規範的な議論を展開する。本書は、外国人やよそ者、移民や難民、亡命者などの他者を政体に編入するための原理と実践に焦点をあて、ある者は成員、ほかの者を外国人と定義してきた近代以降の政治共同体の境界線を問いなおす。本書は、2004年度北米哲学会賞、2005年度アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞を受賞。
序論
[日販商品データベースより]1 歓待について―カントのコスモポリタン的権利の再読
2 「権利をもつ権利」―国民国家の矛盾をめぐるハンナ・アレント
3 “諸国民の法”、配分的正義、移住
4 市民資格の変容―ヨーロッパ連合
5 民主的反復―ローカルなもの、国家的なもの、グローバルなもの
結論―コスモポリタン的連邦主義
他者を政体に編入するための原理と実践に焦点を当て、ある者を成員、他の者を外国人と定義してきた近代以降の政治共同体の境界線を考察。2004年度北米哲学会、05年度アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞受賞。