担保制度の現代的展開

伊藤進先生古稀記念論文集

日本評論社
堀竜児　

• 価格: 9,900円（本体9,000円＋税）
• 発行年月: 2006年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535514553

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　抵当権・法定担保の現代的展開（担保不動産収益執行制度―物上代位との関係；抵当権消滅請求制度；個別執行と留置権―抵当権との衝突事例をめぐって；労働債権と先取特権；動産売買先取特権の現状と課題；不動産工事の先取特権―アメリカ合衆国における統一建設リーエン法の検討）
第２部　人的担保・包括担保の現代的展開（保証類型論―「機関信用保証」の学説における位置づけを中心として；保証制度の改正が保証協会実務に与える影響；経営指導念書―その法的効力；集合債権論）
第３部　担保関係の現代的展開（ＡＢＬ等に見る動産・債権担保の展開と課題――新しい担保概念の認知に向けて；担保的予約；一括支払システム―その発展と効力；多数当事者間相殺契約の効力；賃貸住宅の修繕・補修費用の負担と敷金特約・敷引特約；民事再生手続と実体担保制度）

[日販商品データベースより]

変容著しい担保法分野における焦眉の問題に光を当て、理論および実務の両面にわたって現今の動向を分析し、今後の課題を追及する。同研究領域の第一線で活躍している伊藤進氏の古稀を記念して編まれた論文集。