レヴィナスと政治哲学

人間の尺度
叢書・ウニベルシタス　８６０
Ｌａ　ｍｅｓｕｒｅ　ｄｅ　ｌ’ｈｏｍｍｅ．

法政大学出版局
ジャン・フランソワ・レイ　合田正人　荒金直人　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2006年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784588008603

内容情報

[BOOKデータベースより]

レヴィナス哲学における人間性の観念＝政治的なものをレオ・シュトラウスの政治思想と対決させる試み。倫理と政治の二次元的考察から、人間的なものを思考するレヴィナスの独創的な視点と展開を明らかにし、その思想をわれわれの時代の遺産として位置づける。

第１部　政治的なものを思考する（政治哲学とは何か；アテネとエルサレム；哲学的誘惑；聖書と書物）
第２部　高さについて（倫理と道徳；人間―類、個人、固有名；社会関係；多様性、多元性、人間性）
第３部　尺度について（生と動物性；反ホッブズ；死闘；世界史と「ユダヤ的狂気」）
結論（尺度と徹底；ユートピアと無国籍性）

[日販商品データベースより]

レヴィナス哲学における人間性の観念＝政治的なものをレオ・シュトラウスの政治思想と対決させる。倫理と政治の二次元的考察からレヴィナスの視点と展開を明らかにし、その思想を我々の時代の遺産として位置づける。