- 邂逅の森
-
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2006年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167724016
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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Sandy
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大きなクライマックスが待つ
この著者の作品には熊を扱ったものが多く、私はいくつか読みましたが、どれもよく研究されていて面白く読めました。著者の野生動物や自然へのこだわりが伺えます。直木賞を受賞したこの作品は、熊打ち(マタギ)の男の、仕事や人生そのものへの葛藤を綴った物語です。物語はある女性とのめぐり会いを挟みながらテンポよく進んでいきます。そして最後に大きなクライマックスが待っています。関連策として「相克の森」「ウエンカムイの爪」もお勧めします。
[BOOKデータベースより]
秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。