上海をめぐる日英関係１９２５ー１９３２年

日英同盟後の協調と対抗

東京大学出版会
後藤春美　

• 価格: 6,820円（本体6,200円＋税）
• 発行年月: 2006年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784130261296

内容情報

[BOOKデータベースより]

序章　上海をめぐる日英関係一九二五‐一九三二年
第１章　イギリスと上海
第２章　五・三〇事件とイギリス
第３章　イギリスの対中政策転換と上海の「防衛」
第４章　イギリスと第一次山東出兵
第５章　日本とイギリスの立場の逆転
第６章　駐日大使サー・ジョン・ティリー
第７章　南京国民政府の新政策と日英
第８章　排日貨の復活とイギリス人の反応
終章　協調と対抗

[日販商品データベースより]

中国ナショナリズムの高揚に対し、日英は競争と協調とを交錯させ、複雑な関係にたつこととなる。外交文書を直接の史料とし、上海を主たる舞台として、１９２５年から３２年にかけての日英関係の変遷を検討する。