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[BOOKデータベースより]
偉容を誇る中華皇帝の王城=紫禁城は、モンゴル人が建設し、満洲人が遺したものである。遊牧帝国と農耕帝国の合体が生み出した巨大な多民族国家・中国。漢人たちが漢文化を育んだ二大河の流域「シナ」は、満洲・モンゴル・チベット・新疆の周辺をどのように統一したのか?十四世紀後半の元の北帰と明の興起から、清の落日が始まる十九世紀初頭まで、アジア激動の四五〇年を描く。
中国とシナ
[日販商品データベースより]乞食から皇帝へ
北京の紫禁城
元朝はほろびず
大ハーンと大ラマ
日本国王
大元伝国の璽
北京の四十日
国姓爺合戦
康煕大帝
草原の英雄
ポタラの宮殿
大義覚迷録
十全老人
揚州の画舫
紫禁城の夕陽
偉容を誇る中華皇帝の王城=紫禁城は、モンゴル人が建設し、満洲人が遺したものである。遊牧帝国と農耕帝国の合体が生み出した巨大な多民族国家・中国。漢人たちが漢文化を育んだ2大河の流域「シナ」は、満洲・モンゴル・チベット・新疆の周辺をどのように統一したのか?14世紀後半の元の北帰と明の興起から、清の落日が始まる19世紀初頭まで、アジア激動の450年を描く。
14世紀後半から19世紀初頭、アジア大編成時代を描く
「農耕帝国」と「遊牧帝国」が融合して、多民族・巨大国家「中国」が誕生した
偉容を誇る中華皇帝の王城=紫禁城は、モンゴル人が建設し、満洲人が遺したものである。遊牧帝国と農耕帝国の合体が生み出した巨大な多民族国家・中国。漢人たちが漢文化を育んだ2大河の流域「シナ」は、満洲・モンゴル・チベット・新疆の周辺をどのように統一したのか?14世紀後半の元の北帰と明の興起から、清の落日が始まる19世紀初頭まで、アジア激動の450年を描く。
数多ある類書の中で際立つ本書の特徴は、その視点・論理の明晰さと独創性とにある。本書の基本的視座は、漢人が主に住まい漢文化を育んできた「シナ」と、それとは別の歩みをたどってきた満洲・モンゴル・チベット・新疆をも包含する「中国」とを自覚的に区別し、この時代の歴史を「シナから中国へ」の展開として捉えるという、ユニークかつ核心を衝いたものである。このために、シナ史中心の類書とは一線を劃する一方、独立した民族史・地域史としてのモンゴル史・チベット史などとも異なって、これらを1つに融合した脈絡ある歴史として叙述することに成功している。――<「学術文庫版まえがき」より>