- 畏怖する近代
-
社会学入門
法政大学出版局
左古輝人
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2006年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784588675133

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[BOOKデータベースより]
19世紀以降、主権国家のスキームは軍事から民政へ、国家間関係のスキームは主権平等の擬制から東西ブロックを経て「テロとの戦い」へ、産業社会のスキームは生産から消費へ、そして消費の情報化へと変化してきた。それは文化の主役が旧中産階級から賃労働者へ、そして新中産階級へと移行し、家族や性愛、異議申し立て等の様式が変化してきたことと連動している。本書はその過程をたどり、その中での主要な出来事に明確な見取り図を示しつつ、現代社会の課題に対する読者の共感を促す。
はじめに―社会学の生成
[日販商品データベースより]第一のフォーマット―主権国家
第二のフォーマット―産業資本制市場社会
19世紀後半の主権国家
群衆とその統制
大量生産システムの完成
二大フォーマットの内破―世界大戦前後
消費化
家庭と女性
消費化時代への問題提起
情報化
グローバル化
リスク社会
現代の日本
出来事としての社会 宋代の用例より
〈近代的主権国家〉あるいは〈産業資本制市場社会〉を主要な単位とみなす〈社会〉の二大フォーマットを論じ、そこに回収され得ない19世紀の賃労働者・群衆、20世紀の新中間層・大衆に焦点を当てた社会学入門。