- 辺界の輝き
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2006年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062782074
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[BOOKデータベースより]
五木寛之と、賎民文化研究の第一人者による、日本文化の深層を掘り起こす熱き対談。日本には、士・農・工・商・穢多・非人、という身分制度からはずれて生きるマージナル・マン(周縁の人)がいた。山の漂泊民「サンカ」、海の漂泊民「家船」、「遊行者」、「遊芸民」…。厳しい差別を受けながらも、豊穣たる文化を育んできた彼らの、虚像と実像に迫る。
第1章 漂泊民と日本史の地下伏流(二上・葛城・金剛の山脈と『風の王国』;周縁の人・辺境の人―マージナル・マン ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「化外の民」「夷人雑類」「屠沽の下類」(柳田國男の問題発掘能力;「化外の民」と「夷人雑類」 ほか)
第3章 遊芸民の世界―聖と賎の二重構造(日本文化とマージナル・マンの系譜;武野紹鴎・千利休―茶道・竹・皮革 ほか)
第4章 海民の文化と水軍の歴史(瀬戸内海のマージナル・ライン;日本民族の源流と海民の系譜 ほか)
第5章 日本文化の深層を掘り起こす(「平地人を戦慄せしめよ…」;「わび」「さび」と底辺の文化 ほか)
サンカ、家船、遊行者、遊芸民 漂泊に生きた人びとに出会う。
五木寛之と、賤民文化研究の第一人者による、日本文化の深層を掘り起こす熱き対談。
日本には、士・農・工・商・穢多・非人、という身分制度からはずれて生きるマージナル・マン(周縁の人)がいた。山の漂泊民「サンカ」、海の漂泊民「家船」、「遊行者」、「遊芸民」……。厳しい差別を受けながらも、豊穣たる文化を育んできた彼らの、虚像と実像に迫る。
<著者のことば>
サンカと呼ばれていた人たち、そして遊行者や遊芸民など、いろんな生業をやっている漂泊の民が、この列島の各地を流動して暮らしていた。そして、あたかも体の中を巡っているリンパ球のように、定住民の村や町を回遊していたわけです。そういう人たちによって、この日本列島の文化というものが広められ、またたえず活性化されていたのではないか、というのが、ぼくの年来の幻想なのです。