巡礼で知るカミサンとの付き合い方

生活人新書　１９３

ＮＨＫ出版
鹿野島孝二　

• 価格: 814円（本体740円＋税）
• 発行年月: 2006年09月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784140881934

内容情報

[BOOKデータベースより]

家族を守るべく一心不乱に働いてきた多くのおとうさんは、その間に家庭・地域で着実に自分の居場所を築いてきたおかあさんから、もはや相手にされないことに気づいていない。熟年離婚が激増する今、定年を前におかあさんとの関係を見つめ直すべく巡礼の旅に出た、ひとりのおとうさんの物語。

はじめに　「定年後の罪滅ぼし」はおとうさんの勝手な妄想
発心のきっかけは、妻の鋭い観察眼
泊まり巡礼で妻の本音にたじろぐ
二日酔い凡夫婦、巡礼者に変身
妻と歩く自然界・人間界・結界
外敵こそが団結のチャンス
甘味を忘れ、あやしい雲行きに
正念場、噴出する妻の不機嫌
男の友情より女の執念
第二の新婚旅行
またもやわざわざ泊まるのは
食べる心配、出る心配
七合目、またもや緊迫
何かが変わりはじめていく
三度目の正直、不機嫌回避
二人だけの露天風呂
冗談から出た真の信心
逞しき女房殿
いやいや、さらに見直しました
花は盛りを

[日販商品データベースより]

「定年後の罪滅ぼし」は男の勝手な幻想。だが、秩父霊場を歩き通せば、その後の夫婦円満は約束されたようなもの。熟年離婚の激増する今、定年を前に妻との関係を見つめ直すべく巡礼の旅に出た、ひとりの夫の物語。