- ガリヴァー旅行記
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- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2006年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784623046218
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【2020年03月発売】

























[BOOKデータベースより]
多様な視点から迫り、一八世紀に書かれた『ガリヴァー旅行記』が三世紀近くの時を超えて、現代の読者にも魅力的な物語であり続ける理由を明らかにしようとしたのが本書である。
1 作品概説・作家概説(『ガリヴァー旅行記』の諷刺の世界;スウィフトの顔、ガリヴァーの声―アングロ・アイリッシュとスウィフト)
[日販商品データベースより]2 植民地主義・帝国主義表象(『ガリヴァー旅行記』、帝国、英蘭関係;ヤフーの咆哮、フウイヌムのいななき―『ガリヴァー旅行記』に見る植民地問題)
3 一八世紀の知の世界(スウィフトの科学諷刺を読む;驚異の装置;「科学嫌い」の諷刺文学―『ガリヴァー旅行記』第三篇のコンテクスト;見世物の世紀―見世物世界と『ガリヴァー旅行記』)
4 新たな読みの地平(バブル・フィクション―『ガリヴァー旅行記』と「信用」;スウィフトの庭;エッセイ―現代から見れば;フウイヌムと差異のない世界―『ガリヴァー旅行記』第四篇におけるエクリチュールの問題と近代批判)
毒と諷刺に満ちたワンダーランドへようこそ。18世紀に書かれた「ガリヴァー旅行記」とその作者スウィフトに関する様々な疑問に迫り、この作品が現代の読者にも魅力的な物語であり続ける理由を明らかにする。