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中世のアンティフェミニズム文学伝統
南雲堂フェニックス ウォルター・マップ テオフラストス エウセビウス・ソフロニウス・ヒエロニムス 瀬谷幸男
古典古代ギリシャ・ローマ文学から中世ヨーロッパ文学に至るまで、特に中世ラテン文学や俗語文学を問わず、女性を誘惑者「イヴ」の末裔と見なし忌避する「女性嫌厭」乃至は「反結婚主義」の立場をとる女性観の系譜がある。例えば、ジャン・ド・マンが『薔薇物語続編』のなかで“理性”、“老婆”、“自然の女神”などに長口舌させる「現実的性愛」や辛辣な女性諷刺の論議、またG・チョーサーが「バースの女房の序」で稀代の艶色家の女房アリスーンに“倒錯的”に「女性嫌厭」や「反結婚主義」の思潮を展開させる話は、かかる系譜の女性観の好個の例といえよう。そして、聖ヒエロニムス「ヨウィニアヌスへの駁論」、“テオフラストゥス”「結婚についての書」、ウォルター・マップ「ウァレリウスが哲学者ルフィヌスに妻帯を戒める書簡」は、このような「女性嫌厭」の文学伝統の権威書として、古来より頻繁に援用された典拠の書である。
第1 ウァレリウスが哲学者ルフィヌスに妻帯を戒める書簡(ウォルター・マップ)第2 結婚についての書(テオフラストゥス)第3 ヨウィニアヌスへの駁論抄(聖ヒエロニムス)
中世ラテン文学には、女性を誘惑者・イヴの末裔と見なし忌避する女性嫌厭・反結婚主義の立場をとる女性観の系譜がある。その権威書「ウァレリウスが哲学者ルフィヌスに妻帯を戒める書簡」など3本の論考を収録。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
古典古代ギリシャ・ローマ文学から中世ヨーロッパ文学に至るまで、特に中世ラテン文学や俗語文学を問わず、女性を誘惑者「イヴ」の末裔と見なし忌避する「女性嫌厭」乃至は「反結婚主義」の立場をとる女性観の系譜がある。例えば、ジャン・ド・マンが『薔薇物語続編』のなかで“理性”、“老婆”、“自然の女神”などに長口舌させる「現実的性愛」や辛辣な女性諷刺の論議、またG・チョーサーが「バースの女房の序」で稀代の艶色家の女房アリスーンに“倒錯的”に「女性嫌厭」や「反結婚主義」の思潮を展開させる話は、かかる系譜の女性観の好個の例といえよう。そして、聖ヒエロニムス「ヨウィニアヌスへの駁論」、“テオフラストゥス”「結婚についての書」、ウォルター・マップ「ウァレリウスが哲学者ルフィヌスに妻帯を戒める書簡」は、このような「女性嫌厭」の文学伝統の権威書として、古来より頻繁に援用された典拠の書である。
第1 ウァレリウスが哲学者ルフィヌスに妻帯を戒める書簡(ウォルター・マップ)
[日販商品データベースより]第2 結婚についての書(テオフラストゥス)
第3 ヨウィニアヌスへの駁論抄(聖ヒエロニムス)
中世ラテン文学には、女性を誘惑者・イヴの末裔と見なし忌避する女性嫌厭・反結婚主義の立場をとる女性観の系譜がある。その権威書「ウァレリウスが哲学者ルフィヌスに妻帯を戒める書簡」など3本の論考を収録。