- 日本以外全部沈没
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パニック短篇集
角川文庫 14284
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2006年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041305225
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「おすすめSF作品」レビューコメント
当時のベストセラー、小松左京の日本沈没を、筒井康隆がパロディした小説。当時の筒井さんらしい抱腹絶倒ものの短編小説です。(ゆっち/男性/50代)
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
表題作に尽きる。昭和を生きた人ならば懐かしみをもてる著名人がてんやわんやのドタバタを繰り広げる。それだけで面白いのだから筒井康隆は本当に恐ろしい。(エサティエ/男性/20代)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
島国根性を感じられる一冊。(けも/男性/20代)
[BOOKデータベースより]
地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。各国の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが…。痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。
[日販商品データベースより]小松左京『日本沈没』のパロディで、日本列島以外の文明を持った人類が住む陸地ほぼすべてが沈没してしまった世界を舞台に、唯一残った日本へ殺到する、世界の著名人の悲惨な境遇と世界で一番偉い人種となる日本人と三等市民である外国人の軋轢を描いた小説。第5回(1974年度)星雲賞短篇賞受賞作品(ちなみに長編賞は『日本沈没』)。
2011年、原因不明の天変地異でアメリカ大陸が1週間で海に沈む。大統領はじめ国外脱出しようとする人々で大混乱に。をの後、中国大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸が沈没。田所博士は日本列島だけが無事だった理由を解明していた。避難民で人口の増えた日本社会はどうなるのか。食料問題、移民問題、独裁者によるテロ行為……。そして田所博士は日本も沈むと予言する。作品の完成度の高さに小松左京を嫉妬させた、世界が舞台の未曽有のパニック小説。2006年、映画化。